保険のかけすぎにご注意!

あれもこれもは厳禁!まずは国や会社のサポートを知ろう

医療保険は、死亡保障の生命保険に比べると、
月々の支払い保険料が安いというのもあって、
ついつい「あれも」「これも」と数種類の医療保険に入って、
気付けば、結構な保険料を払っている方もいらっしゃるようです。

 

「何なら、貯金よりも保険料に回しているお金の方が多い!」
なんていうケースも…

 

思い当たる方、いらっしゃいませんか?

 

医療保険は、将来、万が一の場合の安心を買うものですから、
その保険料が、現在の家計を苦しめているようでは本末転倒です。

 

これから、初めて医療保険に入ろう、と考えている方に、
改めて知っておいて頂きたいのは、
いざ病気や怪我で入院!となった場合に、
公的医療保険などがカバーしてくれる範囲です。

 

 

医療費の自己負担額には上限がある!〜高額療養費制度

 

毎月、健康保険料、みなさん払っていらっしゃると思います。
しかも結構な額じゃありませんか?
自分がいくら健康保険を払っているかわからないという会社員の方は、是非
この機会に給与明細で確かめてみて下さい。

 

例えば3歳〜69歳迄の場合、
健康保険証を提示すば、病院の窓口では3割だけ自己負担すればいい、ということになっています。
つまり、万が一病院にかかったとしても、7割は国が負担してくれるわけで、
これはとても心強い保障です。

 

さらに「高額療養費制度」というのがあるのはご存知でしょうか?

 

実は、1ヶ月あたり個人が負担する医療費には上限が定められていて、
例えば、月収が53万円未満かつ70歳未満の人なら、
月に約100万円の治療を受けたとしても自己負担は約9万円です。

 

あれもこれもは厳禁!まずは国や会社のサポートを知ろう
     計算式や制度詳細については厚生労働省のホームページをご覧ください。

 

注意※高額療養費制度が平成27年1月から変わります。詳しくはこちら

 

 

健康保険対象となる治療であれば、
実質的な自己負担がさほど大きくならないようなしくみになっているのです。

 

 

ここで注意しておかなければいけないのは、
基本的には、一旦、治療費全額を支払って、あとから還付されるしくみである、ということ。
ただしこれも、一定の手続きを踏んでおけば、最初から自己負担分だけ支払えばよいようにもできます
ので、心配ありません。

 

保険のセールスでは、残念ながらこの「高額医療費制度」については
改めて詳しく教えてもらえない場合などもあり、
「パンフレットにある治療費の棒グラフを見ていたら、不安でついついたくさん医療保険をかけてしまった!」という方が実際いらっしゃいます。

 

治療費が100万円かかっても、一般的な収入の方であれば、
最終的な自己負担額は月9万円程度

保険を設計するときには、この感覚を思い出してくださいね。

 

 

急な病気の時こそ活用〜有給休暇

 

会社員の方なら、
病気や手術で数日、仕事を休まなければ…という事態になっても
数日間なら、皆さまよくご存知の「有給休暇」でカバーできますよね。

 

逆に、自営業の方は、仕事を休むことになった場合、
ダイレクトに収入に跳ね返ってきますので、
医療保険や、収入保障保険などで備えておく必要があります。

 

 

減額した給与の一部を充当してくれる〜傷病手当金

 

 

有給休暇は使ってしまって残っていない、
でも病気でしばらく休まなければならない、
その間、お給料が十分に受け取れない…どうしよう…

 

という方、「傷病手当金」というものがあります!

 

連続して3日休んだ場合、4日目以降の休みに対して
標準報酬日額の3分の2に相当する額が休んだ日数分、
健康保険から給付されます。

 

所定の申請用紙に記入し、会社を通じて社会保険事務所に提出、という手続きがありますので、
そんな場合には、会社の労務ご担当者様などに相談してみるとよいですよ。

 

 

また、その病気や怪我の原因が会社の業務にある場合には、
労災保険の「休業補償給付」というものもありますし、
さらに、福利厚生がしっかりしている会社では、「上乗せ給付」があるところもあります。

 

健康保険の対象となる治療である場合は、先ほどお話した「高額医療費制度」がありますので
医療費に関しては仮に100万円かかっても、月9万円程度確保できればなんとかなる、
ぐらいに考えて頂いていて問題ないと思います。

 

だったら、わざわざ民間の医療保険に入る必要って何???

と思いますよね。

 

それは、健康保険ではまかないきれない費用が
実際には発生するから
、なんです。

 

続きは〔医療保険をプラスするにはワケがある〕をご覧ください。

 



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民間医療保険をプラスするにはワケがある!
〔あれもこれもは厳禁!まずは国や会社のサポートを知ろう〕のページでは、病気・入院となっても、「高額医療費制度」があるので、個人負担額は、ごく一般的な収入の方の場合、仮に月100万円の治療費がかかったとしても、月9万円程度確保できていれば大丈夫、というお話をしました。 ただし、忘れないで頂きたいのは、あくまでも「高額医療費制度」が適応されるのは・・・・・
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